先週18日(金)は認知症を「介護する家族の交流会」でした。
今回は外部から講師を呼んでの会
荒川氏は 「荒川区男性介護者の会(通称オヤジの会)」の代表。
8年間、難病の奥様の介護をされ現在は若年認知症の息子さんの介護をされています。
介護の合間をぬって全国各地へ講演に出向いているそうです。
事前に新聞他の広告媒体を使い告知したのですが、参加者は約20名とかなり少なめ
それでも会の後半は机を取り払って和やかに
栃木県出身とのことで話も弾みましたが、脱線することも多かったかな
が、83歳っていったら言葉は悪いけど介護される側です こうして講演に出向いてみなさんに介護の極意を伝え歩いている姿に敬意を表したい!
そして・・・・介護といえば私の父。
一昨年重度の貧血で入院中に認知症の症状が顕著になり、病院で大暴れ
大暴れしたらなんと「硬膜下出血」に 三途の川を渡りかけましたが・・・手術の出来る病院に搬送直後、頭の中にたくさん溜まった血がなくなってこちらの世界に戻ってきました。
そして貧血の症状が落ち着くと、今度は病院を抜け出し徘徊して何度か警察のお世話になり病院を強制退院させられました
その後、私と夫・妹が交代で(店の隣の)自宅での介護することになりました。
なんたって主介護者の母マーヤも介護される立場だし、父とマーヤの関係は悪いあまりよくないし、父の暴言暴力はひどいもんだし・・・みんなボロボロ
本人はボケているなんて思っていないし、今言ったことを3分後には忘れちゃうし、認知症の在宅介護の大変さを知りました 。
ケアマネージャーと相談してディサービスへも行かせましたが、父は協調性がないので1度で挫折
そしてやっと週6日間ショートステイにお願いすることになりました。
父へは「お父さんはひどい糖尿病だからちょっとの間、ちゃんと健康管理してもらおうよ。悪くなると目が見えなくなったり足が腐っちゃうんだよ」と1日に何十回も念仏のように唱え(すぐに忘れちゃうからね )何とか説得に成功。(入院中に糖尿病も発見されました)
月曜日の朝お迎えに来てもらい土曜日の夕方帰ってくるこのパターンがよかったらしく、本人は「仕事に行っている」と思い込み行くのを嫌がらず、むしろ月曜日の朝は進んで出掛ける支度をしていました。(でもどこに行って何をしているかは覚えていませんでした)
ショートステイ先では暴言暴力がひどく職員の方を手こずらせていましたが・・・。
そして少し端折りますが・・・・
その半年後、やっと介護老人保健施設へ入所。今に至っています。
老健入所後にもいろいろありましたが、今は比較的落ち着いているようです。
今日はちょっと顔を見てきました。
父は昔ボクサーだったので部屋にパンチングボールを持参しています。
部屋に入るとなんとそのパンチングボールに自分で洗った腹巻を干していました、いっしょに部屋に行った職員の方と私は大爆笑 あまりにもおかしかったので「腹巻付きパンチングボール」の写真を撮るといったらなぜか自分もポーズをとった父にまたまた大爆笑!
そして今度は腹巻を取って(笑)ファイティンポーズだ 笑える~
今は体調がよいみたいですが、これから魔の夏が来るので要注意!(いつも夏に貧血がひどくなる)
長い文章(しかも下手)、最後まで読んでくださってありがとうございます。