今日は父の誕生日、だから介護の話。ワンコもワン服も出てきません。
昨年末から1月8日(火)の退院までの記録(健忘録)。
・2012年12月29日(土)
昨日行く予定だったが、(私が)発熱でヨレヨレだったため今日に。
父の状態は落ち着いていて、ミトンも腕の拘束もしていない。私の事もわかって穏やかだ。
この前妹の事がわからなかったのは一時的なものだったみたい。
食事も始まっていて、重湯とドロドロのミキサー食を自分で食べている。
医師の話によると腸の腫れもおなかの張りも無く、ウンちゃんも出てくるようになったので年が明けたら早々に転院出来るとの事。5度目の復活だ。
それにしても今年は1年父の変化がすごかった。来年はどうなることやら。大晦日は妹が行ってくれるので私は今日が仕舞いの日。
・12月31日(月)
妹に行ってもらう。ちゃんと妹の事がわかって、「早く帰ったほうがいい」と何度も言っていたらしい。
「口から食事を摂る」という事は本当に大切で、身体の血となり肉となるんだと痛感している。
食事を自分で食べるようになった父は、ベッドから起き上がろうと何度も柵を掴み上半身を起こしていたそうだ。力も腹筋も無いから絶対に起き上がれないんだけど、何度もチャレンジしていたそうだ。
・2013年1月3日
年が明けて初めての病院。外来は救急の患者さんで溢れている。マスクはしているけど、足早に病室へ向う。
洗濯物はてんこ盛りだった。食事を摂るようになって、ウンちゃんが出ているからパジャマが汚れることが多くなった(父は骨皮筋衛門なので小さいサイズのオムツでも大きくて、その上動くようになったから隙間からウンちゃんがはみ出る)。
看護師さんに様子を聞くと「おなかは張っていないけど、ウンちゃんは出ないので坐薬使っています」とのこと。なのに洗濯のパジャマはてんこ盛り??そして下着は1枚も出ていない。看護師さんに問おうかと思ったが飲み込んだ。この病院では何を言っても無駄(期待もしていないけど)。
もうすぐK病院に戻れるからソッとしていよう。最近少し大人になって「我慢する」ことが出来るようになった私(成人したのはずいぶん昔だけどね ) 。
肝心の父は落ち着いていて(身体拘束一切無し)、ジッとベッドで大人しくしていた。
いつもいつも病棟に入るなり、医師をつかまえ「様子はどうですか?」と聞くのだが、今日はちょっと遠慮して看護師さんに聞いたけど…詳しい返事をもらえなかった。面倒くさがられてもうるさい家族だと思われてもやっぱりちゃんと医師に聞かなきゃダメだな。
・1月4日(金)
夜、KK病院の相談員さんから「経過が良好なので8日(火)にK病院に戻れることになりましたが予定はいかがでしょうか?」と電話。何だか急だけど予定もヘッタクレも無い!「ハイハイ、大丈夫です大丈夫です!8日行きます!」とふたつ返事をした。
・1月6日(日)
妹が行ってくれた。「何か聞いてくることはあるか?」というので「もう明後日転院だからソッとしていよう、何も聞かないでいい」と答えた。
夜になっても妹から電話が無かったから何事も無く洗濯だけして帰ったのだろう。
・1月7日(月)
3年以上前から入所申し込みをしていた特養(生涯いられる施設=特別養護老人ホーム)の一箇所から電話があった。「順番がずいぶん上がってきたので現在の状況をおしえてください」とのこと。
この特養は私の第一希望の所、ちょっと嬉しくなってチョへーソクの経緯を話した後「今はとっても穏やかです、よろしくお願いします!!!!!!!!」と大きな声になってしまった。
・1月8日(火)
午後臨時休業してKK病院へ行った。ひとりで上手く移送できるかちょっと不安もあるが、いつもの「何とかなる」で乗り切ろう!
病院に着くと看護師さんから何の説明もない(これが普通なのか?)。「これから転院なのですが何をしたらいいですか?」聞いたらやっと退院の手順をおおまかにおしえてくれた。
そして支払いを済ませ荷物をまとめて車へ詰め込んだ。
その後はK病院到着時間まで逆算してもまだ時間があったので病室で待機。
何か物足りないぞと思ったら・・・・主治医(その他の医師からも)の話がない!術後の経過や現状の説明もしないで退院させるんだ。いいよいいよもう、今日からもうK病院に戻るから何も言わないよ。
結局、主治医の顔を見たのは手術を勧められた日の10分と手術当日の5分だけ。。。これってどうよ
車までは看護師さんがついてきてくれた。そして車椅子から車への移乗もやってくれた。
今回は寝ている時間が前より長かったので歩けるまで回復していない。足元はかなりフラフラしている。K病院に戻ってどこまで回復できるか・・・。
車の中では静かにしていた。何か話しかけてスイッチが入ってしまうといけないので(暴れたりすることはないだろうけど)、K病院までの約10分間運転に集中した。
K病院に到着!病棟入口に車を付け、看護師さんを呼び車椅子に移乗してもらって無事に病室へ行けた。
よかった、やっとK病院へ戻ってこられたぞ。と思ったのも束の間、「ここでの治療はもう完了しているので施設(特養)への入所をどんどん進めてください。あくまでもそれまでのつなぎですから。」とここの主治医にピシャリとやられた。
確かに今は穏やかになって精神系の薬は寝る前の安定剤だけだ。私もお金は今よりかかるけど施設の方が認知症に合ったケアをしてくれるから(介護だからね)引っ越しさせたいと思っている。
だ!け!ど!順番が来ないんだよ~~!!3年以上前から10箇所以上の特別養護老人ホームに申し込みをしているけど、順番が来ないんだ~~!!
と、この特養絡みの話は長くなるのでまた今度。
・1月18日(金)
申し込みをしている事すら忘れていた特養から電話があった。
「順番はまだ来ないのですが現在の状況をおしえてください」とのこと。3年以上待ってやっと順番が上がってきたようだ。
こんな年明けの父。腸の手術もしたし、落ち着いてくれればいいけど認知症は進むばかりだからどうなることやら。私の希望する特養へ早く引越しできるといいな~。