午前中は昨年がんばった「獣医師派遣事業」のお手伝い。がんばったけど、後半連絡の不行き届きが多くて心が折れてしまったので今年は見合わせようと思っていたのですが・・・・今日のボランティア獣医さんがニシガ先生だということで行ってきました
「獣医師派遣事業」は保健所の獣医さんが福島県県南地区の小学校を回り、子供たちに動物達との接し方や命の大切さを教える授業(?)。そこにボランティアの獣医さんとボランティアの会がお手伝いで参加します。
今日は昨年1回目に行った学校(小室哲哉のおじぃさんの地元の村)でした。姫も行く予定が体調不良によりまた舞にがんばってもらいます。
今年も2年生が対象(25名位)、保健所の獣医さん1名(SONG先生)、保健所の職員さん(フラワーさん)、ボランティア獣医ニシガ先生、ボランティア犬2頭(SONG先生のカキエモンさんと舞)、ボランティア1名(私)。
↓相棒のカキエモン(漢字かな?)さん。BIGなダックスさん 舞の写真がない・・・
↓フラワーさんの「おうちで動物を飼っている人いますか?」にほとんどの子が手を上げていました。
↓ニシガ先生は犬や猫に食べさせてはいけないものなど上手に噛み砕いて説明していました
↓私も犬との接し方や私の職業のことを例によってヨロヨロと喋りましたが、みんなの視線は舞に集中
↓話が終わり2グループに別れ「心音を聴く 」と「犬との接し方を体験する」の実技(実習?)。
私はSONG先生にまる投げされ ひとりで「犬との接し方を体験する」方を担当。昨年何回もやったので大丈夫だったけどね
*「犬との接し方」は大きな声を出さない・優しくなでる・シッポや足を触らないを基本に・・・①飼い主さんに「触っていいですか?」と聞く、②「いいですよ」といわれたらワンコと同じ目線になるようにしゃがんでまず手で「グー」を作ってソッと鼻の前に出す、③犬が「グー」をクンクンしたらお友達になれた合図なのでそこで初めてやさしく(下から)手を出してなでてあげる・・・をひとりひとりにやってもらいます。
最初は「怖い~」といって舞に触れなかった子も最後の頃にはみんなといっしょに「グー」を出して舞にクンクンされて喜んでいました こうやって少しでもワンコと仲良くなってくれたら嬉しいな~
今日は時間があったからバセンジーは昔狩りのお手伝いをしていたことやダックスも同じ猟犬だけど違う方法で獲物を仕留めていたこととか(「だから足の長さが違うんだよ」とか)犬のいろいろも喋ってあげられました。
「バセンジーは吠えないんだよ」というと「じゃ~番犬にならないじゃん」って返ってきたので(2年生位になると返事がすぐに返ってくるので面白い)「吠えなくても体で表現するからわかるんだよ、さっき自動車が通った時もそっちの方をずっと見ていたでしょ?車や誰かが来たりすると体で知らせてくれるんだよ」と説明するとみんな「おぉぉぉ~~~」とやけに感心してちょっと先生になった気分
ニシガ先生も私も汗ブン流しながら一生懸命やってあっという間に1時間終了。
↓最後は「人畜共通感染症」の説明と手の上手な洗い方をSONG先生が指導してチャイムが鳴りました
この授業が少しでも子供たちの心に残りこれからの動物との接し方に役に立ってくれることを願います。(昨年度の小学校からの実施報告ではずいぶんいい効果があったそうです)